看護師が仕事に魅力を感じる瞬間とは

現役として日々業務に取り組んでいる看護師は、自分の仕事にどのような魅力を感じているのでしょうか。一人ひとりさまざまな意見はあるものの、数多くの看護師が共通して答える魅力が、患者の変化を感じられることです。

この変化とは、患者さんの病状が良くなったことや、ずっと不機嫌そうだった患者さんが明るくコミュニケーションを取ってくれたことなど、状況によって異なります。また、妊婦さんが無事に出産できたときや、救急搬送されてきた患者さんが一命を取り留めたときも、大きな変化が起きた瞬間です。このような何かしらの良い変化を感じたときに、看護師としての仕事に魅力を感じることが少なくありません。

さらに、患者さんやそのご家族から思いがけないお褒めの言葉が出たときも、やりがいや魅力を感じる瞬間だといえるようです。患者さんから感謝の言葉を聞けることはもちろん嬉しいものですが、採血をしたり、体の向きを変えたりしたときに、患者さんから上手だと褒められるケースもあるでしょう。自分自身のスキルや技術力を褒められることは、看護師にとって自信にもつながります。感謝やお褒めの言葉は、患者さんからのこれ以上ないプレゼントだといえるかもしれません。

そのほか、給料日に銀行へ行って記帳し、記載された数字を見た瞬間に喜びを感じる看護師も多いです。長時間残業した月であれば、その分給料も上がります。頑張ったことがきちんと数字に反映される点も、看護師の仕事の魅力だといえるでしょう。